MMAレフリー: マリオ・ヤマサキ


これまで、UFC、ストライクフォース、WEC、やPRIDEなどで、400戦以上のレフリング経験を持つマリオ・ヤマサキのインタビュー記事がCagepotatoに掲載されていたので、ここで紹介していきたいと思います。

Q, どれくらいレフリングの経験があるのですか?

A, 1992年ころ、ブラジルで行われた大会でレフリーとしての仕事を始めて以来だ。

Q, MMAのどの部分に惹かれたのですか、MMAレフリーを仕事として選んだ理由は?

A, 1968年から、柔道を始めて、それ以来、畳は自分にとって家と同じようなものだった。父はサンパウロに14の道場を持っていて、自分が19か20歳の頃には、ブラジルの柔道代表選手らと一緒にトレーニングをしていて、自分は彼らを倒す事ができていたから、将来、自分は素晴らしい格闘家になるものばかりだと思っていた。ただ、マルセロ・ベーリング (柔術家) と初めてスパーリングをした時に、彼にまったく歯が立たなかった。何もできなかった。だから、帰り際に、彼に言ったんだ、ぜひ、君の武術を習わせてほしい、そうすれば、自分はもっと優れたファイターになることができるはずだ、と。

ベーリングの元でトレーニングを開始したが、自分には柔道のバックグラウンドがあったから、すぐに、彼が今まで教えてきた中でも、ベストな生徒の一人になることができた。レフリングに関していえば、自分の父や叔父は、これまで5回もオリンピックにレフリーとして出場している。レフリングについては、彼らから多くを学んだ。

Q, レフリングにおいて、一番重要なことは何ですか?

A, ファイターが怪我をしないように最善の注意を払うことだ。

Q, あなたのレスリング哲学とは?

A, 正確、公平に、また正直であること。

Q, UFC Fight Night 26でのアリスター・オーフレイム vs トラヴィス・ブラウン戦で、あなたは、ブラウンのTKO負けを宣告することもできました。オーフレイムが亀のような状態のブラウンに対して、攻撃を与え続けている状態のときに、あなたはどのようなことを考えていたのですか?

A, この試合は、どういった状況のときに、レフリーは試合をとめるのか、逆に、どういった状況のときは試合を止めずに続行させるべきなのか、ということを説明するうえで、とてもいい例だと思う。オーフレイムが攻撃を亀状態のトラヴィスに対して与えているときに、トラヴィスの息遣いが荒いことに気づいた。ただ、その一方で、彼の意識はしっかりしていて、また、オーフレイムのパンチは主に、トラヴィスの肩や、腕に当たっていることにも気づいた。オーフレイムにはいい膝の攻撃が見られたが、トラヴィスを戦意喪失にさせるほどのものではもなかった。その後、トラヴィスはうまく危機を脱し、オーフレイムを蹴りによってマットに沈めた。オーフレイムに戦いのチャンスを与えたが、トラヴィスはその機会を逃さずに、2発のパンチをオーフレイムに見舞い、オーフレイムはパンチをすでに防御できない状況に陥っていたので、そこで、試合を止めることにした。

Q, どのくらいの頻度で審判はどちら側に有利にレフリングをするかを余儀なくされているのか?

A, たとえ、一方のファイターが、もう一方のファイターよりも友好的だとしても、レフリーである以上、平等にレフリングをしていかなければならない。レフリーとして、ファイターのアクシデントを防ぐ必要があるし、ファイターがしっかりルールを守って試合をしているのかどうかを見極めていかなければならない。一番難しいのは、自分たちのレフリングが首尾一貫しているかどうかだ。誰も間違いなど犯したくない。ただ、レフリーも人間だし、同じ試合など、1試合もない。

http://www.cagepotato.com/inside-the-mind-of-mma-referee-mario-yamasaki/
MMAレフリー: マリオ・ヤマサキ MMAレフリー: マリオ・ヤマサキ Reviewed by Hideki Azul on 8/31/2013 Rating: 5
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