リョート・マチダがミドル級タイトルコンテンダーになり得る理由


UFC 163で僅差の判定負けをフィル・ディビス戦で喫した後、ライトヘビー級からミドル級への階級転向を表明したリョート・マチダ、この階級転向はマチダにとって今までで最も大きなチャレンジとなりそうですが、マチダはミドル級のほかのファイターにとってどの程度の脅威になり得るのか。

~ サイズ

ライトヘビー級で戦っていた当時は、前日計量で、よく契約体重リミットを下回っていたマチダにとって、ミドル級で戦うということは、マチダはこれから最適な体重で戦うことができ、また、体格という面でも、ライトヘビー級では、190cm近い身長のディビスやジョン・ジョーンズといったファイターたちと対戦することが多かったマチダがやっと同じ体格のファイターと戦うことができ、体格面でのハンデの差も解消されることになります。

~ 技術

技術という面で、マチダがミドル級でタイトルコンテンダーになり得る最大の理由といえるかもしれません。

マチダには弱点がなく、彼はパワー、スピード、精密さなどをもって、他のミドル級ファイターたちを圧倒しています。

ストライキング

ミドル級では、アンデウソン・シウバを除いては、彼に打撃という面で適うものは居らず、たとえ、マチダがノックアウトを記録することができなくても、マチダが打撃をもらうということも考えられにくく、相手に打撃で翻弄させる可能性はとても低いと思われます。

グラップリング

マチダのグラップリング力はライトヘビー級でとても強い印象を放っていたことから、階級が下のミドル級では彼のグラップリング力はさらに有効な武器になると考えられています。

ミドル級で、マチダをマットに引き込むことができるのは数人程度だとみられ、また、マチダが関節技で敗れたのは23戦のうち一回だけです。

攻撃面という意味では、マチダは相手を投げることにとても優れていますが、ライトヘビー級のファイターよりも体格が小さいミドル級のファイターが相手になることで、マチダはこのアドバンテージをさらに有効に活かしていきそうです。

~ 経験

ジョン・ジョーンズ
ラシャード・エバンス
ランディ・クートゥア
マウリシオ・ショーグン・フア
クイントン・ランペイジ・ジャクソン
フィル・デイヴィス
ダン・ヘンダーソン
ライアン・ベイダー

彼は王者の時も、王者から陥落した後も、常にタイトルマッチ戦線で、王者を目指すトップファイターたちとハイレベルな戦いをこなしてきており、経験という面では、他のミドル級のファイターとは一線を画しているといえます。

~ ミドル級は選手層が薄い

現在、UFCのミドル級は選手層が薄く、現王者のクリス・ウェイドマンと元王者のシウバの次に続くタレントがいない状況になっています。

そのため、マチダはライトヘビー級の時に経験した、毎試合トップファイターたちとの戦いという呪縛から放たれることになります。

もし、マチダが、ミドル級初戦で、ティム・ケネディーを破れば、次の試合はタイトルコンテンダー決定戦となると予想されています。

リョート・マチダがミドル級タイトルコンテンダーになり得る理由 リョート・マチダがミドル級タイトルコンテンダーになり得る理由 Reviewed by Hideki Azul on 9/03/2013 Rating: 5
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