2014年3月14日金曜日

ヘクター・ロンバード「TRTユーザーが引退を示唆しているのはズルする事が出来なくなったからだ」


先日、ネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)は、テストステロン補充療法を禁止する事を決定、カリフォルニア州アスレチック・コミッションやブラジルのコミッションも、NSACの決定に従う事を明らかにしていました。

テストステロン補充療法が、ネバダ州で禁止された事を受け、UFCは、UFC173で、UFC世界ミドル級王者のクリス・ウェイドマンに挑戦する予定だったビクトー・ベウフォートの出場を取りやめる事を決定、また、チェール・ソネンは、引退を考慮すると発言していました。

ヘクター・ロンバードは、この状況について、テストステロン補充療法を受けれないから、戦う事が出来ないという事は、彼らが、ズルをせずに、高いパフォーマンスをする事が出来ないと言っているようなものだと、この問題について、言及しています。

「ほら言ったとおりだ。彼ら、TRTユーザーが、もう戦いたくないというのには、もちろん、理由があるからだ。テストステロン補充療法を受ける事で、パフォーマンスを向上する事が出来るという事の証明だ。テストステロンを補充することで、力強さ、俊敏さが増し、また、免疫システムも向上することが出来るからだろう。1日に4回、トレーニングを行っても、疲れることがない。例え、40歳でも、20歳のように感じることが出来る。それが、テストステロン補充療法を受けることによって、得られる効果だ。TRTユーザーを車に例えると、チューニングカーと一緒だ。ディーラーから車を購入したとしても、その車に、ターボやスーパーチャージャーなどは付いてこない。自分自身で、改造し、ホースパワーを上げ、例えば、時速200Kmで走るようにしていく。テストステロン補充療法は、まさに、ターボやスーパーチャージャーのようなものだ。不正行為なのは、明らかだ。」

UFCファイターの中でも、かなり筋肉質な体を持っている事で有名なロンバードは、都度都度、パフォーマンス向上薬の使用を疑われていますが、彼は、この件に関しても、TRTユーザーのように、いきなり、体つきが変わったという訳ではなく、ドーピング検査が厳しいオリンピックに出場したときから、体つきは、変わっていないことを強調しています。

「(パフォーマンス向上薬の使用疑惑については)とても不愉快だ。過去の試合に遡って自分の姿をチェックしてもらえばわかるはずだが、自分の体は、常に、今のような体つきだった。ある日突然、自分がとても筋肉質になったというわけではない。自分の体つきは、全く変わっていないのに、皆が、自分の筋肉質な体を見て、禁止薬物を摂取していると、非難する。自分はオリンピックにも出場したし、ランダムテストも受けてきた。彼らは、ドーピング検査の為に、ほぼ毎週来ていた。」

また、ロンバートは、このスポーツから、ドーピング違反を無くす為にも、ドーピング検査で尿検査 を行うときに、ファイターが、小細工を行わないか、しっかりチェックするべきだと、アスレチック・コミッションに注文をつけています。

ドーピング検査中に、不正が行われているかチェックしないのであれば、ドーピング検査の意味がないように思われますが、NSACが、この件に関しても、早期の解決を図っていくことを望みます。

http://www.mmamania.com/2014/3/14/5504902/ufc-171-hector-lombard-trt-users-no-longer-want-to-fight-they-cant-cheat-mma