MMA/UFCニュース クリス・ワイドマン vs ゲガール・ムサシ戦の4点ポジション事件について"ビッグ"・ジョン・マッカーシーが解説

Chris Weidman Gegard Mousasi

レフリーのダン・マグリアータのポジショニングが悪かった事に端を発し、クリス・ワイドマン vs ゲガール・ムサシ戦で4点ポジションでの膝蹴りがあったとされる試合は一時中断されます。

しかし実際にはムサシの膝蹴りはルール上何の問題もなかった為、膝蹴りによるダメージから回復中のワイドマンに事のあらましを伝え試合を続行しようとするも、コーナーからしっかりと時間を使ってダメージを回復していけという指示が飛んでいたことからワイドマンはドクターの質問に対して嘘の回答で対応することに。

結果ドクターに、ワイドマンはダメージを負いすぎて今何月かもわからない状態だという診断をされてしまい、すっきりしない形で試合が終わっていました。

この件を当時現場にいたレフリーの"ビッグ"・ジョン・マッカーシーが解説。

「何がこの問題の可笑しな点かと言うと、クリスが可哀想だとか皆クリス・ワイドマンに感情移入しているところだ。可哀想なのはゲガール・ムサシのほうだ。彼の攻撃はルール上何の問題もない。何の問題もなかった。ただクリスがダメージからの回復の時間を要求するとレフリーはクリスにダメージから回復するための時間を与えてしまった。何度も言うがルール上何の問題もなかった。ではこのクリスが休んでいる時間は一体何なんだ。この点こそがこの騒動の最もお粗末な部分だ。

俺はダンとは違う角度からあの場面を観ることが出来ていた。ダンの場合、彼はちょうどポジションを変更しようとした矢先にファイター達も動き始めてしまい、結果肝心の場面を見過ごしてしまっていた。彼は長年の直観ですぐに試合を止めていたが、レフリーにとってポジショニングはとても大事な事だ。

しかしあの場面クリスは冷静に物事を対処できなくなっていた。彼は指先がマットに触れることによって自分はグラウンド状態であることを明確にしようとしていたが、指先が触れただけではグラウンド状態とは宣告できない。だからあの状態で膝蹴りを食らってもルール上問題はない。

俺は思わず今のは問題なかったと叫んでしまったが、レフリーは試合を止めてしまった。ダンが俺の所にきて「今のを観ていたか」と聞いてきたので、「ああ観ていた。何の問題もなかった。あの状況での攻撃はルール上問題ない。だからクリスに今のはルール上何の問題もない。逆にダメージが酷すぎて試合続行不可能と判断されればTKO負けになる可能性があると早くこの状況を伝えた方が良い。」ということをアドバイスした。

ただクリスのコーナーは、「お前にはダメージから回復する時間は十分ある。しっかりと時間を使っていけ」と言うことを伝えていた。クリスは忠実に彼らの言うことを聞いていた。俺はこの事に関して彼らを責める気はない。

リングサイドのドクターがクリスのもとに来て今何月かわかるかと聞いたところ、彼は2月だと返答した。俺は彼が時間稼ぎのためにわざと答えているのか本当に答えがわからなかったのか本当のところはわからなかったが、ただその後すぐに他のものに4月8日だと答えていたところをみると彼は時間稼ぎをしていたんだろう。しかし結果として彼は賭けに敗れTKO負けを宣告させることになった。

この件でリングサイドのドクターを責めることは出来ない。彼らはファイターの健康を守るのが役目だから、ファイターに不審な点がみられれば試合を中止することは可能だ。だからもしダメージがないならば、嘘をつくべきではない。最悪試合に負ける可能性もある。」

http://mmajunkie.com/2017/04/sit-down-shut-up-and-let-big-john-school-you-on-the-mousasi-weidman-controversy
MMA/UFCニュース クリス・ワイドマン vs ゲガール・ムサシ戦の4点ポジション事件について"ビッグ"・ジョン・マッカーシーが解説 MMA/UFCニュース クリス・ワイドマン vs ゲガール・ムサシ戦の4点ポジション事件について"ビッグ"・ジョン・マッカーシーが解説 Reviewed by Hideki Azul on 4/29/2017 Rating: 5
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