今週金曜日に英国でポール・デイリーを相手にBellatorデビューを飾る予定のローリー・マクドナルドですが、ヘッドコーチを務めるフィラス・ザハビがローリーについて語っています。
「ローリーは昔よりもトレーニングに対して真剣に取り組むようになっている。気合を今一度入れ直した感じだ。俺は彼が現在いるウェルター級のファイターの中で一番だと思っている。UFCウェルター級チャンピオンとNo.1タイトルコンテンダーのタイロン・ウッドリーとデミアン・マイアを倒しているし、例えリマッチがあったとしても結果は変わらないだろう。彼はあの頃よりもスキルが上がっているし、より自立したファイターになった。ピークには少しづつ近づいていると思う。
向こう3年間はローリーにとってまさに全盛期ともいえる時代になるだろう。その時のローリーは相手が誰であろうともノックアウトしてしまうだろう。これからはローリーの時代だ。」
今年28歳のローリー。これからの4~5年大注目です。

一方ザハビはジョルジュ・サンピエールの今後について、タイトルマッチの事は忘れてビッグファイトだけに拘っていくべきだとコメントしています。
「俺はジョージに以前の様にウェルター級のベルトを定期的に防衛し続けてもらいたいとは思わない。彼にはPPV数を追い求めてもらいたい。彼がチャンピオンになり挑戦者を相手にベルトを防衛し続ける時代は終わった、ジョージは次のステージに進むべきだ。
そのうえでジョージが戦うべき相手はコナー・マクレガーかマイケル・ビスピンのどちらかであるべきだ。ビスピンに勝てば2階級を制覇する事が出来るし、コナーとの試合であればUFC史上最高の大会になるはずだ。
俺は決してジョージの気持ちを代弁したいわけではないし、彼には他の考えがあるかもしれないが、俺が興味を持っている試合はマイケルとコナー戦だけだ。その他に興味のある試合はない。ただ2試合共いずれは実現すると思っている。」
マイケル・ビスピン vs ジョルジュ・サンピエール戦について
「ジョージはUSADAのテストにパスして初めて試合をすることが可能になる。そしてその結果が出るのは秋だ。こんな事は公然の事実だ。」
とUFCの対応に憤慨しています。
またビスピンがGSPを選んだ理由について、
「おそらくジョージとの試合がマイケルにとっては一番稼げる試合なんだろう。ビスピンは長年UFCの為に戦っている。彼のビッグファイト希望だという意見は尊重されるべきだ。ファンにとってもビスピン vs GSP戦は一番観たいカードに違いないし、絶対実現するべきだ。」
とコメントしています。
http://mmajunkie.com/2017/05/georges-st-pierres-coach-firas-zahabi-he-should-fight-conor-mcgregor-or-michael-bisping/